布袋丸 | 「ぬれたきものをぬがせて、なにかきせなければ・・・・」 |
ナレータ | 布袋丸は、なにかきるものがないかさがしました。 でも、なにもみあたりません。 はやくしないと、如乗は死んでしまうかもしれません。 |
布袋丸 | 「そうだ!」 |
ナレータ | 布袋丸は、よいことを思いつきました。 すぐに、如乗のきものをぬがせると、あるものにきせかえました。 でも、まだ熱がさがりません。 おなかもすいてどんどん如乗のからだがよわっていきます。 |
布袋丸 | 「たべものと、くすりをさがしてこなければ!」 |
ナレータ | 布袋丸は、おかあさんといったあの山へ、 あらしの中をいのちがけででかけていきました。 (ゆっくりとぬく) |